シェル変数の超基本

シェル変数を定義する

例としてシェル変数sampleを定義する。

bash
変数名=値

例)

sample=サンプルです。

注意:スペースを開けない

このとき=の前後にスペースを開けない。

sample=サンプルです

sample = サンプルです

シェル変数を使う

シェル変数を参照するには変数名の前に$をつける。

bash
$変数名

例)

echo $sample

変数の値にスペースが入る時はどうするか

ダブルクォートまたはシングルクォートで囲む。

例)

NGパターン

sample=サ ン プ ル で す

OKパターン

sample='サ ン プ ル で す'
//結果 サ ン プ ル で す

ダブルクォートかシングルクォートか

  • ダブルクォート " : 変数展開する(変数の中身を展開する)
  • シングルクォート ' : 変数展開しない($変数名のまま出力される)
sample="サ ン プ ル で す"
echo "Hello $sample"  # Hello サ ン プ ル で す
echo 'Hello $sample'  # Hello $sample

シェル変数を一覧表示する

set

シェル変数を削除する

bash
unset 変数名

例)

unset sample
echo $sample  # 空になる

超大事なポイント

デフォルトでは、シェル変数はそのシェルプロセスの中でのみ有効。(ローカル変数)。子プロセスに継承しない。

必要に応じて、エクスポートして環境変数にすることができる。

うさぎ
うさぎ

おつかれえええええ!!!