既存サイトのカテゴリーページだけページャーが動かない時の解決策

コーディングの仕事をしていると、

いつ誰が作ったサイトかわからないサイトを触ることがあります。

今回はライターさんより、

ライターさん
ライターさん

カテゴリーページの2ページ以降、ページャーが動いていません!

とのことで、それはもうさんざんコード内を調べまくりました笑

何をどうみてもコード的には間違っておらず、さて困ったなあ….と。

なぜかカテゴリーページのページャーだけが動かないんですよね。

タグのアーカイブ、記事の一覧のページャーは動いているのに。

POINT
  • まずはURLを確認しよう
  • 管理画面内をチェックしよう
  • 最後にコードをチェックしよう

URLをチェックしよう!

まずカテゴリー一覧の2ページ目を表示します。

もちろんここでは2ページ目は表示されません。

注目するべきはそのページのURLです。

2ページ目が表示されない時のURL

https:/helloharu.com/カテゴリースラッグ/page/2/

2ページ目が表示される場合のURL

https://helloharu.com/category/カテゴリースラッグ/page/2/

この違いがわかりますか?

URL内に“category”があるかないかです。

本来ならばwordpressの初期設定でcategory一覧を表示した時、URL内にcategoryが入ります。

ではなぜcategoryが入らないのか?

それは前任のサイト構築者さんが何らかの理由でこのURL内のcategoryを削除する設定にしたからです。

つまりこの設定を解除すればcategory一覧のページャーも正常に動作するようになりますね。

以下よりこの設定の解除方法を解説します。

管理画面内をチェックしよう!

まずは

WordPress管理画面より

設定>パーマリンク

と進みます。

すると以下の画像のように

オプションのカテゴリーベースの設定項目が見つかります。

ここでもしカテゴリーベースに

“.”(ピリオド)があったら削除しましょう。

これだけです!!これだけでURL内に本来あるはずの”category”が復活します!!

301リダイレクトをかける

カテゴリー一覧の2ページ目以降が表示されるようになったら、

最後に忘れずにしたいことがあります。

301リダイレクトです。

古いURLを新しいURLに変更してあげる必要があります。

indexされているか確認する方法

301リダイレクトをかける前に、そもそもカテゴリー一覧がindexされているか調べる必要があります。

元のURLをsite: をつけて検索にかけます。

site:https:/helloharu.com/カテゴリースラッグ/page/2/

もし検索結果に出て来れば301リダイレクトをかけましょう。

また、All in one SEOなどを利用している方は

All in one SEOの設定のカテゴリにnoindexがチェックされていればindexはされていません。

indexがされてなければ301リダイレクトをかける必要はありません。

リダイレクトのターゲット

今回の場合は以下のように301リダイレクトをかける必要があります。

https:/helloharu.com/カテゴリースラッグ/page/2/

↓301リダイレクト

https://helloharu.com/category/カテゴリースラッグ/page/2/


以上